冬になると『カニ』。毛ガニ・タラバガニ・ズワイガニ…カニは好きな人にはたまらない食材です。ここでは、カニの食べかたと栄養について、簡単にご紹介しておこうと思います。
ワタリガニ(ガザミ)は冬は流通せず、その他のスリーシーズン(旬は秋)楽しめるというちょっと変わったカニです。濃厚な海のうま味一杯なことから、味噌汁の具やパスタソースなどに用いられます。
ガザミは中サイズ1匹でおおむね180g程度。濃厚な味のわりに、脂肪が少ないのでダイエット向きの食材です。
毛ガニは、殻に剛毛が生えていることから、ケガニの名前で呼ばれています。毛がに1ぱいは、だいたい500gですから大型のカニといってよいでしょう。身肉は低カロリーでタウリン豊富、ミネラルも多く含んでおり、しかも濃厚なうま味が特徴ですから、舌だけでなく、滋養強壮にもよさそうです。
ズワイガニは鍋や茹でガニでお馴染み。分類では「クモガニ科」です。「クモ」というだけあって、胴体の割にやたらと足長です。
ズワイガニには地方名がいくつかあって、北陸では「えちぜんがに」、三陸海岸では「マツバガニ」と呼ばれ、ブランドガニとしても名高く美味な高級食材として知られています。
実は、ズワイガニとして親しまれているのは雄。雌はというと「せいこがに」と呼ばれます。雌は極端に体が小さく、おいしいのは雄の方になります。
ズワイガニの身肉は淡泊上品なもので、栄養素としてはビタミンB2が豊富に含まれています。
タラバガニは大型のカニの代表格。しかしこのタラバ、見かけも名前も「蟹」なんですが、実は「ヤドカリ」の身内なのだとか。
タラバガニは比較的手頃な価格で流通することが多く、主に脚の肉を茹でガニや鍋にしていただきます。この蟹はズワイガニなどと比べると大味で風味が劣るとされていますが、色々な料理法で親しまれている蟹でもあります。
カニの料理手法は大きく分けると、なるべく素材そのままのカタチで利用するものと、風味を利用するというものに分かれます。
素材のままだと、脚ごと放り込む豪快な鍋や、丸焼きにする焼きガニが代表格。主に風味を活かす手法なら、カニ玉・蟹コロッケ・各種のソースに仕立てる、などが代表的です。